自分の考えを外国人に押し付けない


私は主に日本人と一緒に仕事しているんだけど、同じ日本人でも感覚や捉え方って違うな…と思うことが多々あって。


例えば、今日は気温35度ですって言ったら、日本在住の日本人はきっと「あつっ!!!」って発狂すると思います。


全く同じ質問をタイ人にしたらなんて言うと思いますか?「あ、普通だね(暑くも寒くもない)」と言うでしょう。


はたまた、赤道直下の国にお住まいの人に言ったら、「今日は涼しいね〜」なんて仰るかもしれない。


確かに湿度の違いなんかもあるでしょうけど、言いたいのは「全く同じ事実に対して人が感じる感情は全く異なる」と言うこと。


チームで仕事をする時、または何かを引き継いだりする時。相手に説明をしますよね。


あなたがした説明で、みんながみんな理解できるとは限らないってことです。逆を言うと、相手の説明であなたが理解できなかったとしても、決してあなたが頭悪いとか、使えないとかって事ではなくて、たまたま相手の説明があなたの価値観に合わなかっただけだってこと。


だから、相手の説明の仕方が悪いわけでも、理解できなかったあなたが悪いわけではない。


大事なのは、世の中にはいろんな背景や文化を元にさまざまな考え方をしている人が存在していて、上手に共存していくには、それぞれの「違い」を受け入れて、どうやって折り合いをつけていくか?を考える事だと思う。


「普通〇〇じゃない?」なんて言葉ありますけど、そんなもんねーよ、あんたの普通は世界の普通じゃないんだからって、言ってやりたい気分であります。

海外在住ママが知りタイ!雑学ブログ

タイの首都🇹🇭バンコク在住国際結婚ママによる、海外で暮らすママだからこそ知りたいアレコレを紹介します。 バンコク在住6年目。🇦🇺で出会ったタイ人夫と日タイハーフボーイズ2人の4人暮らし。