それって本当に友達?「フレネミー」の話


私は万年転校生だったって事もあって「広く浅い友達関係作り」が得意だと思う。

特に人見知りとかしないけど、そんな急に距離を縮める訳でもないというか。


「どうせまた数年したら転校するし、別に友達にならなくてもいいや」じゃないけど、

不必要にベタベタ仲良くなる必要性を感じないので、ママ友とか別に…って感じ。

(実際に日本にもタイにもいません、ママ友は)


そんな私でも、バンコクに移住した直後は流石に話し相手が欲しかった。


移住直後に妊娠した私は、いわいる最初の「ボーナス期間」がなかった。

観光客気分を味わう事なく、異国のタイで外国人妊婦となったんです。


とにかく、誰かに話を聞いて欲しかった。


でも日本にいる家族や友達に話したって心配しかかけないし、

そもそもタイに嫁ぐって決めたの私だし、自業自得。


でも、ずっと胸の内に閉まってたら心が死んでしまいそう。

似た境遇の人に「分かるよ!」って、嘘でもいいから言って欲しかった。

これが本音だと思います。


そんな事もあって、珍しく友達作りをしました。


タイ語学校で知り合った駐妻さん、あるセミナーに参加した時に隣に座っていた奥さん、

はたまたSNSでDMを送ってみるなんて、今時のナンパをした事もあった。


そんな時にね、知り合ったMさんがいたんです。

Mさんは同い年の駐妻さんで、同じ年にタイに引っ越しをしてきた人でした。


他にも駐妻さんでお友達はいたけど、皆でランチならまだいいけど

2人でお茶とかは何話せばいいのか…みたいな人ばかり。


でもMさんはそんな事なくて、月に1度くらいだったけど

ご飯を食べに行ってはあーでもない、こーでもないと話す仲でした。


しかし、コロナになって関係はいっぺん。


それまで彼女を精神的に支えてきた旦那様のお仕事が傾いたのか、

コロナ前の裕福な環境を保てていなそうでした。


そうゆう時に人って本性が見えるんだと思うんだけど、

それまでずっと経済的にも精神的にも依存してきた旦那様に頼れなくなったMは、

なぜか私に依存してきたんです。


「友達だから…」って言葉を冒頭につけては、色々とお願いしてくるようになった。


ちなみにその頃、私は私でタイ人夫のビジネスが立ち行かなくなって、

「このままじゃ家族共倒れだ!」と一念発起してオンラインビジネスに参入したばかりでした。


毎日必死でSNS投稿して、3ヶ月後には起業スクールに支払った分稼いで元取って、

半年後には月収100万円達成して…ってやっていたんだけど、

今思うと彼女、私の成功を「友達として」全然喜んでなかった


それどころか、足を引っ張るような事ばかり言ってきた。

私がビジネスの事で何か相談しても、ネガティブな返事が返ってきた。


あの頃は鈍感で気づかなかったけど、今思うと彼女は友達=フレンドではなく

友達を装った敵、「フレンド+エネミー=フレネミー」だったんだなって気づいた。


それに気づいてから徐々にアウェーしていって、今では全然連絡を取り合っていません。

今後連絡が来ても、私が彼女に会いたいと思う事はないと思います。


だって、何のために会うの?

損得勘定抜きにしても、私の幸せを願ってくれない人の事を大切にするの?

悪いけど、そんな義理も暇もない。


だから、切った。


海外に住んでいると大なり小なり存在する、現地の日本人コミュニティ

狭いからこそ、変な噂が立つと厄介なやつですよね。


まわり近所に変な事言われて生きずらくならないようにしなきゃって、

せっかく海外にいるのにめんどくさい日本人みたいな風に装わなきゃいけないって

一体誰得なんだろう。


いいよ、そんな関係。捨てちまえ。

いらないいらない、親友なんて日本にいれば十分。


ってか、友達に何を求めているの?

友達はあなたを救うために存在してるんじゃないんだよ。


海外ならではのめんどくさい人間関係、迷わずざくざく切っていこうよ。

そして、自分軸で生きていこう。


おかげさまで私、バンコクに友達はいないけど数人の仲間はいる。

それで十分だし、そっちの方が何倍も楽で幸せ。


だからお勧めします、脱フレネミー!


海外在住ママが知りタイ!雑学ブログ

タイの首都🇹🇭バンコク在住国際結婚ママによる、海外で暮らすママだからこそ知りたいアレコレを紹介します。 バンコク在住6年目。🇦🇺で出会ったタイ人夫と日タイハーフボーイズ2人の4人暮らし。